2019年夏休みに東大阪市にある大阪府立中央図書館で開催されるイベントのご紹介です。
(大阪大学出版会様より掲載依頼をいただきました)
あつまれ! 未来のはかせシリーズ「サルの顔をおぼえられるかな?」
講師:中道正之先生(サルはかせ)
日時:2019年7月28日(日)14:00~15:00
開催場所:大阪府立中央図書館2階 多目的室
東大阪市荒本北1-2-1
参加対象:小学生以上(および その保護者)
*小学生以下は保護者同伴でお願いします
定員:合計100名(申込先着順)
参加費無料
申込:来館、FAX、インターネット、電話のいずれかでお申し込みください。
主催:大阪府立中央図書館 / 大阪府立中央図書館指定管理者 長谷工・大阪共立・TRCグループ / 大阪大学出版会
講師の中道正之先生(サルはかせ)は、
30年のあいだ、岡山県の神庭(かんば)の滝で、
たくさんのサルたちの顔をおぼえ、
名前をつけて、観察してきました。
子ザルは遊びまわり、母ザルは子育てをする。
ケンカや怒ったりもする。
サルも人と同じように「こころ」があるのです。
サルの魅力をつめこんだ
『写真でつづるニホンザルの暮らしと心
岡山・神庭の滝の群れの60年』
(大阪大学出版会)を出版しました。
サルの写真を眺めながら、
サルの「くらし」と「こころ」について、
はかせと一緒に考えてみましょう。
さぁ、あつまれ未来の博士たち!
(大阪大学出版会)
動物園のサルたちを見ていると飽きることなく見ていられる気がしますよね。
私たち人間と同じように、子育てをし子ども達の成長を見守っているのでしょうか。
母サルに子育ての悩みを聞いてみたいものです(笑)
そんなサルのお話、サルはかせに聞いてみませんか?
親子で一緒にサルの「くらし」と「こころ」について考えてみましょう。
会場となる 「大阪府立中央図書館ライティホール」は、
近鉄けいはんな線「荒本駅」下車 徒歩でアクセス可能です。
隣の東大阪市役所の22階展望ロビーには無料入場できますので、
お時間がありましたら、お立ち寄り下さい。
荒本JCTが目の前に見えます。
講師:中道正之(大阪大学大学院人間科学研究科 教授)
京都府生まれ。1984年大阪大学大学院人間科学研究科博士課程修了、1986年学術博士。大阪大学大学院人間科学研究科准教授を経て、2007年から同教授。2014年から2016年まで、同研究科長。2015年から日本霊長類学会会長。40年以上にわたり、野生ニホンザル集団の中で暮らすサルの顔を覚え、「誰が誰に何をしたか」を記録しながら、サルの行動発達や子育て、老いなどをテーマに研究を継続。1996年からは動物園で暮らすゴリラの観察も実施している。最近は、動物園で暮らす大型野生動物の子育てなども観察している。
〈主著〉
『ゴリラの子育て日記』(昭和堂、2007年)
『サルの子育て ヒトの子育て』(KADOKAWA(角川新書)、2017年)
『写真でつづるニホンザルの暮らしと心 岡山・神庭の滝の群れの60年』(大阪大学出版会、2019年)